心地よい音楽でリフレッシュする喜び

音楽を演奏することは、心の対話をするということ。

心地よい音楽でリフレッシュする喜び
1人で音楽を演奏することと、大勢で音楽を演奏するのは全く異なる。1人で演奏すると、自分の気持ちや表現を知ってほしいと、強い自我が出てくる。自分という人間の本質、それも本能に近い物が見えてくる瞬間だと思う。しかし大勢で演奏すると、個人の強い自我は消されてしまいがちである。中には、強い自我を持って演奏する人もいるが、コンサートマスターあるいは指揮者などのリーダーに注意され、強い自我は消さざるを得なくなる。そして、練習をかさねていくうちに、あることに気づく。他人と合わせることの難しさや、自分のレベル不足、他人への嫉妬心、あるいは優越感。言葉は交わさなくとも、演奏すると自分の知らない自分や他人の本質が垣間見えてくる。

この部分は苦手だ、この部分は得意だ。ここは自分にまかせてほしい、この部分はお願いね。演奏中は、そういった心の対話が聞こえてくる。そして演奏でメンバーが一体となった時、なんとも言えない高揚感がこみ上げてくる。言葉を交わす代わりに、演奏で交わす心の対話。そんな高揚感がこみ上げた後は、自然と涙が流れる。1人じゃない、皆でやってこれたからできたんだと、誰もが思う瞬間だ。何か1つのものを大勢でつくりあげると、自分というものがよく見えてくる。独りよがりにならずにすむ。そして、仲間やメンバーの大切さがよくわかる。孤独にならずにすむ。1人になることをさみしさを知り、自然と思いやりの心が芽生える。だから、小さな頃から音楽を演奏させることはとても大切だと思う。そしてそれは大人にも大切だ。心の対話を学ぶ良いきっかけになるはずだ。人生を豊かにするために、音楽を演奏してみてはどうだろう。

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